私たちNPO法人『東京・ラオ国際友好協会』は、前身となる『東京ラオス会』の活動を継承し2022年にNPO団体として承認されました。ラオスの子どもたち、特に貧困地域や少数民族地域の学校や病院にいる児童、盲学校や身体障がい者施設の学童を対象に支援物資の提供や精神的・経済的な支援を行っております。また、訪日するラオス人留学生・実習生の支援を行い、ラオスと日本の国際的な友好関係の増進に寄与することを目的としています。縁あってラオスに焦点を当てた活動となっていますが、未来を担う全ての子どもたちの夢と希望を実現できる社会環境整備を側面から支えて参る所存です。

 私たちの活動は、医療・学習環境の整備、文化交流など多岐にわたります。皆様のご支援と協力が子どもたちの未来に大きな影響を与えています。今後も、ラオスの子どもたちの成長と幸福のために、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

名誉理事 樋口 亘


サバイデー(こんにちは)代表理事の落合昭男です
私とラオスとの最初の関わり合いは2017年に友人に誘われてオソロオソロ行ったラオス観光でした。ラオスの情報が全くない私には、ラオスと言われて最初に頭に浮かんだことは、ラオスはどこにあるの?どんな国なの?行っても安全かなと思いました。しかし、ラオスへ行ってみると日本の50年前のような風景が広がった、のんびりとした国でした。

一番好きになったのはラオスの人々です。いつもにこやかで純粋な心を持った優しい笑顔の溢れる人々。癒される国でした。

ガイドのポンさんがホテルにピックアップ来てくれた時、私の部屋のゴミ箱にすててある私の下着を見て「この服は、捨てるのですか?」と聞かれ、どうするのと尋ねると「コレを洗って、貧しい人にあげます」と聞いてショックを受けました。我々が捨ててしまうようなボロでも貧しい人に役立つのだと!そしてポンさんから色々とこの国の現状について話を聞くことが出来ました。特にラオスの子供達や身体障害者の現状も認識しました。観光の合間にガイドさんの通学していたビェンチャンの小学校へ行ってみると貧しいけれど目がキラキラした元気な子供達に囲まれ、自然と私でも何かできることがあるかもと思い、校長先生や先生たちからお話を伺って子供達や家族に何が必要かを確認したのが始まりでした。
帰国後、知り合いの方達にお願いして細々と支援の輪を広げて年に何回か古着や文房具などを寄付する様になったのが東京ラオ会の立ち上げるきっかけです。コロナ禍があり活動が3年間中断したり、新幹線や高速道路がラオスにもできたりして少しずつ変わってきましたが、心優しい人々は変わりません。これからも微力ですが頑張っていきます。我々と一緒に活動したい方は是非とも東京ラオ会に入会してください。 お待ちしています。


東京ラオ会 ラオス現地アドバイザー
マラクーン クンサワット(あだ名:ポン)

私はラオスでライセンスを持って日本語ガイドをしております。約10年前、私はガイドの仕事で東京ラオ会の皆さんと偶然に知り合いました。親しくなったころ、東京ラオ会にラオスの子供達や身体障害者のための援助を私からお願いいたしました。東京ラオ会には小学校の机を直したり井戸や校舎など作ったりしていただきました。
また子供達や身体障害者へ文房具やパソコン、プリンターなど寄付していただきました。東京ラオ会のお陰で子供達はちゃんと勉強できています。今までもこれからも、私とラオスの子供達は東京ラオ会に本当に感謝しています。ありがとうございます。

私は、ラオスと東京ラオ会及び日本との架け橋となって頑張りたいと思っております。

これからも宜しくお願い申し上げます。